ここ最近、苦境に立たされているチェルシーに更なる悲報が届いた。チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が20日、翌日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32の2ndレグ、マルメ戦に向けた最新のチームニュースを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
今シーズン、サッリ新監督を迎えたチェルシーは序盤こそポゼッションスタイルで勝ち点を積み重ねたが、徐々に失速。1月に連敗を喫すると、2月10日に敵地で行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦では0-6と屈辱的な大敗。また、19日に行われたFAカップ5回戦ではマンチェスター・ユナイテッドにホームで0-2の完敗。ここ最近の低迷を受けて指揮官更迭の可能性が盛んに報じられている。
その窮地に立たされるチームは21日にELマルメ戦、24日にEFLカップ(カラバオ・カップ)決勝のシティ戦、27日にはプレミアリーグでトッテナムとの重要な3連戦を控えている。
その中で3連戦初戦となるマルメ戦に向けた公式会見の出席したサッリ監督は、GKケパ・アリサバラガ、DFダビデ・ザッパコスタ、FWペドロ・ロドリゲスの3選手がそれぞれハムストリングのケガと体調不良によって起用不可能であることを明かした。
「ザッパコスタは風邪をひいている。ペドロに関しては非常に強い胃の痛みを訴えている。同様にケパはハムストリングに問題を抱えている」
「ケパはシティ戦に間に合うか? 私はそれを願っている」
マルメ戦に関しては敵地での1stレグを2-1で勝利しており、3選手の離脱は大きな問題とはならないが、問題はEFLカップ決勝のシティ戦とリーグ戦のトッテナム戦だ。仮に、今季ここまで公式戦36試合に出場しているケパの回復が遅れた場合、ここまで公式戦6試合の出場にとどまっているベテランGKウィリー・カバジェロが指揮官の進退が懸かる重要な試合でプレーすることになる。
(出典 news.nicovideo.jp)
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